愛すべきTOKYO

上京組の大学生。東京での生活のあれこれをつづっていきます。

アイドルの魅力と可能性ー私たちはなぜジャニーズを選ぶのか?【魅力編】

ジャニーズ。

芸能ネタに興味がない人でも、一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?

このブログを書いているねこやなぎも、かれこれ10年ほど彼らを追い続けています。

(ちなみに嵐・Hey!Say!JUMPはファンクラブ会員です)

 

しかし…

ファンでない人の中には、まだまだジャニーズ(=アイドル)に対して「なにが魅力的かよく分からない」と感じている方が多いような気がしています。

 

そこでここでは、私のこれまでのジャニヲタ人生を振り返りつつ、ジャニーズの魅力と可能性について考えていきたいと思います。

第一弾は【魅力編】です。

*構成を変更しました(6/25)

 

 

 

そもそも、ジャニーズってなに?

ジャニーズ事務所に所属するタレントの総称です。TOKIOや嵐といったグループで活動している方はもちろん、生田斗真さんや風間俊介さんのように主に俳優業に力を入れている方もいます。アイドル業に注目すると、グループもしくはソロとしてメジャーデビューしている方を「デビュー組」、まだデビューしていない方を「ジャニーズJr.」とまとめて呼ぶこともあります。

 

ジャニーズの魅力って何だろう?

①ビジュアル

ジャニーズと聞いて1番に思い浮かぶのは、やっぱり「ビジュアル」だと思います。

ドラマやバラエティを見ていて「この人めっちゃかっこいい!!」と思って調べてみたらジャニーズだった。

そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?

かくいうねこやなぎも、最初の入り口は花男の道明寺でした。

参考に何枚か画像を置いておきます。

 

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TOKIO松岡昌宏

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嵐・櫻井翔

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関ジャニ∞錦戸亮

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Hey!Say!JUMP・山田涼介

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Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔

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ジャニーズWEST小瀧望

みんな綺麗ですね…。総じて顔面偏差値が高いです。

顔立ちの好みは人それぞれ違いますが、ジャニーズにはその違いをカバーできるだけの数のタレントさんが所属しています。

「美青年」「中性的」「ワイルド」「王子様」「素朴」…。

どのワードを出されてもぴったりの人を紹介できるくらい選択肢が多いです。

 

紹介した写真を見て「いいな!」と思った方!

ぜひ彼らの名前を検索してみてください!!

 

②成長を追える見せ方

ジャニーズではたいていの場合、デビューする前に「ジャニーズJr.(以下ジュニア)」として活動する期間が設けられています。

ジュニアの間は「ユニット」と呼ばれるグループを組んで活動することもあります。

この期間は主に先輩のコンサートのバックについたり、テレビ出演・単独コンサートを通じてアイドルとしてのスキルを高めていきます。

また、ジュニアにもデビュー組でいう「ファンクラブ」の役割を担う「情報局」というシステムがあります。

 

こうすることで、デビュー前=つまりまだ卵の状態から、羽化し羽ばたくまでの過程を一緒に追うことができます。

 

しかし、アイドルの世界は過酷です。

オーディションを勝ち抜き事務所に所属することができたとしても、全員がデビューできるとは限りません。

途中でやめてしまうメンバーもいますし、人気だったユニットが解散してしまうこともあります。

 

過去にYa-Ya-yahというユニットがありました。アニメ・忍たま乱太郎の主題歌『勇気100%』を歌っていたこともあるグループです。彼らはジュニアとしては異例なほどの人気を誇り、CDも発売しました。ジャニーズJr.の一時代を築いたともいわれています。

しかし、彼らがそのままデビューすることはありませんでした。

ユニットは解散し、一部のメンバーが別のグループとしてデビューしたのです。

 

ジュニアとしてどれだけ人気があっても、未来はどうなるかわかりません。

その現実を共に見てきたからこそ、今舞台に立っている彼らへの思いが特別なものになっていくんです。

 

参考:Ya-Ya-yah『勇気100%』↓

ya-ya-yah 勇気100% - YouTube

 

③メンバーという関係

「誰が転んでも全員の問題。誰が成功しても全員の成功。だから、運命共同体かな。でも、9人が寄りかかるんじゃなくて、支え合う関係でいたい。メンバーひとりひとりが、誰かのかけがえのない存在になっていたいから」-----薮宏太 (Myojo 2017,7)

「すごい子どものころからいっしょにいて、幼なじみみたいな感覚もあるけど、グループというひとつの家族のような関係でもあり、仕事中は仲間であり、ライバルでもある。(中略)メンバーのことを想う気持ちって、家族への想いとも、友だちへの想いともちがって。それこそ、今まで感じたことのない感情や感覚、ふつうだったら感じない感情を抱かせてくれる関係性の人たち」-----伊野尾慧(Myojo 2017.9)

 

これはHey!Say!JUMPデビュー10周年の際に、Myojoで特集された10000字インタビューの一部です。

ここに、ジャニーズにおけるメンバー間の関係性を少しですが垣間見ることができるような気がします。

 

ジャニーズの平均入所年齢は10歳〜15歳ほどで、早い人では小学生の時からアイドルとしての人生をスタートしています。

今のメンバーは、その時からずっと共に戦ってきた仲間であり、勝負しなければならないライバルでもあった存在です。

舞台に立つ以上、そしてそれを目指す以上、妥協は許されません。

 

また、デビューに正規ルートはありません。
当然グループが生まれた当時、彼らの関係性は今のものとは違っていたはずです。
あくまでもライバルだったのか、それともそれ以上に大切な1人の友人だったのか。
もしかしたら話したこともなかったメンバーがいたかもしれない。
それでも、「ずっとデビューを目指して頑張ってきた」という共通項があります。

 

余談ですが、ねこやなぎは過去に1度だけミュージカルの舞台に立ったことがあります。

数時間の、たったひとつの舞台を創り出すためだけにその何倍もの時間を費やす。

すべては「私たちの空間を見に来てくださる方に最高のものを提供する」ためです。

そんな世界を選び、生き続ける方の熱意に圧倒されました。

 

彼らはきっと、自身の自由をこの世界に捧げてきました。

つらいこと、苦しいこと、悲しいこともたくさんあったと思います。

そんなときに支えてくれるのも、超えた先にある他では決して味わえないような幸福感を分かち合えるのも、同じ目標をもつジュニアたちであり今のメンバーだったのではないでしょうか。

 

 

0から始まったグループは、ともに仕事を重ね困難を乗り越えていきます。

そしてその中で少しずつ、唯一無二の色が創り出されます。

 

この色こそ、彼らの持つ大きな魅力のひとつだと思います。

 

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④芯の強さ

上でも少し触れましたが、彼らは幼い頃からアイドルとして生きてきました。

デビューも中学生・高校生の時期が多いです。

まだ10代半ば、ほかに選べる選択肢もたくさんあったはず。

にもかかわらず、彼らはあえてこの過酷な世界で生きることを決めました。

 

芸能界は特殊です。

詳しいところはわかりませんが、インターネットやSNSを見ていると彼らに完全な自由などないんじゃないか、という気がしてきます。決して匿名になれない環境では、すべてを自らの身をもって受け止めないといけません。特にアイドルはターゲットにされやすい存在です。

 

私はそんな生活には無縁なので、彼らの実際の感情を推測することすらできません。

でもそんな事情もすべて含めて今後の人生を大きく変えることになる決断を、この若さで引き受ける覚悟がある人は少ないと思います。

他の誰よりも自分自身に向き合い、決断し続けてきた経験。

それが彼らの強さになり、こんなにも人を惹きつける魅力に変わるんじゃないか。

そう思っています。

 

⑤夢を見せてくれる存在

色々と書いてきましたが、やっぱり最大の魅力はここにあると思います。

テレビ、ラジオ、雑誌、舞台、そしてコンサート。彼らの仕事はすべて日常の外にあり、「娯楽」のメディアを通して私たちの元に届きます。

そこはまさに非日常=夢を見ることができる場所です。

 

「アイドルを追いかけることにどんな意味があるのか?」

 

たまにそう聞かれることがあります。

つい納得してもらえる答えを探しがちですが、もしかしたら重要な意味なんてないのかもしれません。

ただ、毎日の生活を少しだけ鮮やかに彩ってくれる姿を見るだけで笑顔になれる。そんな存在がいてくれること自体が、何にも代えがたい幸せのような気がします。

 

現実的なことを言ってしまえば、確かにファンにとっての娯楽のすべてが彼らにとっては仕事です。私たちが見ている彼らは虚像にすぎない可能性もあります。

でも、彼ら自身がアイドルであり続けることを選び、夢を見せようとしてくれているのなら私は喜んでそれを受け取り続けます。

 

今見せてくれる姿、届けてくれる言葉。

それは紛れもなく彼ら自身が目指していたもので、過去に抱いていた夢が現実になった証だと思うから。

 

 

 

長々と書いてしまいましたが、この記事を通して少しでもジャニーズに興味を持って頂けていたらうれしいです。

 

次回は【可能性編】です。

ジャニーズが成功し、今日まで発展し続けてこられた理由を少しビジネス的に考えていこうと思います。もちろん各グループ・メンバーについても触れていくつもりです。

 

お付き合いくださり、ありがとうございました!

 

 

↓可能性編はこちら

what-ilove.hatenablog.com